【韓国語】ナムジャ病・オッパ病|意味や使われ方は?アイドルだけのオタク用語?

韓国アイドルが好きなファンの方の間で
よく耳にする「ナムジャ病(ナムジャビョン)」「オッパ病」という言葉知ってますか?

一見すると「男性の病気?」「オッパの病気?」と勘違いしてしまいそうですが
実はこれ、特定の振る舞いやビジュアルのスタイルを指す

非常にユニークなネットスラング(造語)です。

「ナムジャ病」「オッパ病」正確な意味や具体的な使われ方!
そしてこの言葉がアイドルファンだけのものなのか
それとも一般的に使われるものなのかを詳しく解説します。

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ナムジャ病(ナムジャビョン)」の意味は?

「ナムジャ病」は
韓国語の「ナムジャ(남자 / 男性)」と、「病気のびょう」を組み合わせた言葉です。

直訳すると「男性病」となりますが
医学的な意味は一切ありません。

ある一定の時期の男性アイドルに見られる
【男らしくみられたい】【可愛らしさを拒否したい】という
「俺も20代半ばの男性やのに」という気持ちのアイドルのことを

「ナムジャ病」と指します。

日本語でいうと、カッコつけてるに近いのかな?と思います!

ジェジュンがバラエティ番組に出演した際
「大体の男性アイドルが23歳から25歳にかけてこの病気にかかる
と発言したことで、オタクの間で自分の推しが
愛嬌をやらない、ような場合に、「○○はナムジャ病だと思う」のように使われているようです

ナムジャ病の特徴とは?

美しい顔を拒否する

ジェジュン曰く
綺麗な顔であることに嫌気がさすそうです。

ファンから「可愛い」や「キレイ」と言われることに
嫌気がさすのでしょう。
そう、俺も20代半ばの男性なのに?

と自問自答するからですね

長髪を拒否&鍛える

長髪を拒否をはじめ、可愛いや綺麗に飽きてくるので
無駄に?身体を鍛えはじめ、男らしさを強調するようです。

真反対のことをやりたくなっちゃうんでしょうね

愛嬌を毛嫌う

一般的には、アイドルに必要不可欠な「愛嬌」ですが
ナムジャ病の場合、愛嬌なんてやるわけない。というスタンスです。

最近でいくとAAAでTWSのOVERDRIVEの駄々をこねる振付を
オルデプのメンバーがやらず、話題になっていましたが

これも、ナムジャ病の一つかもしれません。

TWSのシニュのナムジャ病!

TWSのシニュくんが、可愛いポーズをしてほしいというファンからのお願いに
それ、どうやるか分からない=回避している
この流れこそ、ナムジャ病だとファンの間で話題になっています。

そんな、シニュくんに対して
やってあげると、ギョンミン君が半ば強制的にポーズをとらせるのが可愛いですよね

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オッパ病(オッパビョン)の意味は?

「ナムジャ病」と並んで
K-POPファンや韓国好きの間でよく話題にのぼるのが
「オッパ病(オッパビョン)」です。

・ナムジャ病「男らしさ」全般を意識している
・オッパ病ターゲットを絞った「関係性」における振る舞いを指します。

「オッパ(오빠)」
女性から見た実の兄or親しい年上の男性を呼ぶ言葉です。

そこから派生したと言われており
「年上のお兄さんとして、頼りがいがあるところを見せたくてたまらない状態」を指します。

単に優しいだけでなく
「俺は君より年上で、余裕があって、何でも知っていて、君を守ってあげる存在なんだ」という自意識が過剰に出てしまっているのが特徴です。

オッパ病の特徴とは?

まだ、可愛いとファンの間で終わる「ナムジャ病」と違って
「オッパ病」は韓国女性の間では嫌われる存在です。

オッパが〜してあげる」という一人称

自分のことを「僕(ナ/チョ)」と言わず
あえて「オッパ(お兄さん)」と呼ぶ話し方があります
(例:「オッパがやってあげるよ」「オッパを信じて」)。

これを多用し、「お兄さんポジション」を強く主張するのが典型的な症状です←

アイドルのオタ活の中では
コメントでファンにオッパ~と言われて

一人称が「オッパが~」と話し出すアイドルのことを
オッパ病などと指したりします。

ただ、これはかなり微笑ましい状況ですよね!

一般社会での評価:実はちょっと不評?

アイドルがファンに対して行う「オッパ病」
ファンサービスの一環として喜ばれることが多いですが
現実の人間関係(韓国の一般社会)では、少し煙たがられる傾向もあります。

特に最近の韓国の若い世代では

上下関係を押し付けるような振る舞いを
「コンデ(説教臭い年長者)」と結びつけて嫌う文化があるため
過剰なオッパ病は「痛々しい」「マウントを取られている」と感じられてしまうこともあるようです。

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ナムジャ病との違いは?

よく似ていますが、ニュアンスの焦点が少し異なります。

  • ナムジャ病: 焦点は「自分単体」。いかに自分がオスとして
    個体としてカッコいいかに集中している。
  • オッパ病: 焦点は「相手との対比」。
    相手よりも精神的・物理的に優位に立ち、リードしている自分に酔っている。

例: 鏡の前で筋肉をチェックしているのは「ナムジャ病」
年下の子に「お兄さんに任せておけ」とドヤ顔をしているのは「オッパ病」。

類似表現

ナムジャ病に似た、あるいはセットで語られる言葉も紹介します。

  • ホセ(허세): 「見栄を張る」という意味。ナムジャ病の根底にある精神状態を指します。
  • ヌキハダ(느끼하다): 「(態度や顔つきが)脂っこい、しつこい」という意味。過剰なナムジャ病は「ヌキハダ」と言われがちです。
  • カオ(가오): 日本語の「顔」から来た韓国のスラングで、「格好をつける」「メンツを保つ」という意味。「カオを立てる(格好をつける)」行動がナムジャ病と直結します。

まとめ

「ナムジャ病」も「オッパ病」
知れば知るほど推しの新たな魅力(あるいは愛すべきツッコミどころ)が見えてくる面白い言葉ですよね。

自分をよく見せたい!という気持ちの表れで
ファン側からすると、ナムジャ病でも可愛いですもんね

次に推しのライブやSNSを見たときは
ぜひその「キメっぷり」に注目してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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